蝦夷和紙(ササ/ふき/白樺/ヤマグワ/オヒョウニレ/ハルニレ)
北海道に自生する植物の繊維から作った「蝦夷和紙シリーズ」。
原料の採取に始まり、伝統的な和紙作りの工程を経て、完成するまでには膨大な時間を要します。そのほとんどを手作業で行い、丁寧に作られた特別な手すき和紙です。
それぞれに異なる個性を持った植物の色や風合い、北海道らしいダイナミックさと自然が生み出す表情をお楽しみください。
「蝦夷和紙」は葉書サイズで、6種類【ササ/ふき/白樺/ヤマグワ/オヒョウニレ/ハルニレ】からお選び頂けます。
「ササ」。北海道札幌市で採取した笹の繊維を配合した手すき和紙です。黄金色で温かさのある色合いが特徴です。
「フキ」。薄く緑が入った優しい色合いと柔らかい手触り。春が待ち遠しく感じられる和紙です。
ごつごつと樹皮が残るテクスチャーの「白樺」は、陰影の美しさが特徴です。
養蚕に欠かせない木として古くから親しまれてきた「ヤマグワ」。何だか美味しそうな見た目で、茶菓の敷物としてもおすすめです。
「オヒョウニレ」の樹皮はアイヌ民族が織物を作る際に利用していました。細くて美しい薄茶の繊維が優雅に踊る、優しい色味の和紙です。
美しい繊維が特徴の「ハルニレ」。樹形の美しさとは対照的な力強さを感じられる特別な和紙に仕上がっています。
北の大地で育まれた生命力に溢れる植物たち。それぞれが持つ個性を大切に伝統的な手法で作り上げた「蝦夷和紙」は、葉書としてはもちろん、インテリアや贈り物にもぴったりです。
ぜひ、お確かめください。
蝦夷和紙工房 紙びより(江別市)について
北海道出身の和紙職人 東野 早奈絵(とうの さなえ)さんが、2012年から植物採取から紙すき、商品企画やパッケージ、イベントでの販売、ワークショップの計画と実施など全てをおひとりで行っています。
東野さんはものづくりがもともと好きだったそうで、美術と理科の教員、雑貨店での勤務を経た後、越前和紙に魅せられて福井県に移住。越前和紙の工房で紙漉き職人として5年間修業しました。
北海道の植物を使った大変希少な和紙をはじめ、ひとつひとつ手作業で製作された作品はどれをとっても魅力的なものばかりです。
商品詳細
名称 |
蝦夷和紙 4枚セット |
素材 |
ササ/ふき/白樺/ヤマグワ/オヒョウニレ/ハルニレ(すべて北海道産) |
サイズ |
葉書サイズ |
使用上の注意点 |
原料の配合量により和紙の質感が異なります。あらかじめご了承ください。例えばハルニレなど、画像ではこげ茶の和紙ですが、配合量により紙の質感が変わります。 |
製造者 |
蝦夷和紙工房 紙びより(江別市大麻園町7-9) |