錦屋さいとう鮮魚(小樽市)について
『錦屋さいとう鮮魚』さんは北海道の人気の観光地である小樽にある会社です。鮮魚の仲買や卸業、飲食店の経営をしており、長年培った目利きで吟味した魚を市場で競り落とし、とにかく鮮度にこだわって販売をしています。JR小樽駅から徒歩2分の三角市場に店舗はあり、競り落とした魚介類が目の前の水槽に並んでいます。そこから自分で選んだものを捌いてもらったり、焼いたりして店内で食べることができます。
年末年始と日曜祝日以外は毎日行われる競りで店舗用や発送用の鮮魚を仕入れています。競りが始まる前に市場に入ってきた魚の種類や状態を見極めます。それを朝7時、開始の合図である鐘がなるとともに、他の仲買業者との駆け引きの中で競り落とします。
実際に現地で取材してきましたので詳しくは下記のボタンをクリックしてください。
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八角とは
主に北海道の冬に水揚げされる八角。尻尾が長く硬い4列の骨板に覆われ、トゲトゲしており、大きなヒレがあります。正式にはカサゴ目トクビレ科トクビレ属。「トクビレ」と呼ばれる魚ですが、断面が八角形であることから北海道では「八角(ハッカク)」と呼ばれています。現在では漁獲量が少なく希少であること、その美味しさから「北のフグ」として高級魚とされていますが、名産地である小樽では市内の市場やスーパーで購入することができる馴染みのある魚です。末広がりを意味する「八」も手伝って、古くから縁起の良い魚として扱われています。
八角の干物
時期や個体差はありますが約400gの大きさの八角を使用しています。市場で競り落とした新鮮なものを、ハラワタを丁寧に抜いて干物にしています。干物にすることで余分な水分が抜け旨味がさらに凝縮することができます。
八角のみそ焼き
干物にした八角に赤味噌と白味噌ブレンドした、錦屋さいとう鮮魚さん独自のレシピで仕上げた特製の味噌たれをたっぷりと塗り、大葉を散らします。こちらを冷凍し、真空パックした状態でお手元にお届けいたします。
ご自宅で召し上がる時は魚焼きグリルでじっくり焦がさないように焼き上げてください。八角の脂がジュワッと出てきて、鱗と味噌の焼けた香ばしい良い香りが漂ってきます。
骨や皮から外しやすく食べやすいお魚です。白身魚ですが、非常に濃厚な脂の旨味が口中に広がります。食感はプリプリとしており、特製味噌たれと大葉との相性は抜群です。
私は生まれも育ちも札幌ですが、今回錦屋さいとう鮮魚さんで初めて八角という魚を知りましたし、食べました。そのくらい道産子にとっても珍しいお魚です。
味噌なしの八角の干物でのお届けも可能ですので、ぜひ一度お試しください。
商品詳細
商品名 |
八角のみそ焼き/干物(3枚セット) |
原材料 |
八角、米、米麹、砂糖、大豆、食塩、酒 |
内容量 |
1匹あたり約400gの八角を使用しています。
時期や個体によって差がございますのでご了承ください。 |
保存方法 |
冷凍で保存し、15日以内にお召し上がり下さい。
開封後はなるべく早くお召し上がり下さい。 |
配送について |
産地から直送します。その他の商品を同時に購入される場合は、それぞれに送料がかかります。 |
製造者 |
錦屋さいとう鮮魚(北海道小樽市稲穂3丁目10-16三角市場内) |