札幌市の中心部から車を走らせて1時間ほどのところにある「喜茂別町」は、日本百名山のひとつ【羊蹄山】の麓に、清流日本一になったこともある【尻別川】の上流に位置しており、水の郷百選にも選ばれた自然豊かな町です。火山灰による肥沃な土壌と清らかな水、そして、昼と夜の寒暖差が大きい気候により、美味しい野菜が育ちます。

毎日手作業で丁寧に収穫しています。収穫したてのアスパラの切り口からは、水分が溢れ出てくる程のみずみずしさ。この後すぐに、選果場へ移動し長さを揃えサイズ別に仕分けし発送いたします。

「伏見青果」代表の前田昌明さん。2015年に奥様のご実家の農家を継承しました。アスパラの他、ジャガイモ、かぼちゃ、とうきびなど約10万平方メートルもある広大な敷地で栽培しています。

「有機肥料にはこだわっている。喜茂別町の自然環境は恵まれているからちゃんとやれば美味しくなる。あとは収穫しすぎないことかな。また来年も収穫できるように負担をかけすぎない量を見極めてやめる。特別なことはない。」という前田さん。お話の熱量からは愛情を持って育てていることが感じられました。