24KIRICO(札幌市)について
ふわっと軽く、やわらかな手ざわりで、しっとりと肌に吸いつくような心地よさ。
カラフルな色合いがうつくしく、幾何学的で、立体感のあるデザインは一度見ると忘れない。
北海道札幌市で、エゾシカ革をつかったバッグや小物の制作、販売を手がけているのが、24KIRICO。
北海道では農業や林業への被害、交通事故の増加など、社会問題となっているエゾシカ。
少しずつ食肉としての認知は広まってきていますが、皮の活用は捕獲された個体の5%しか流通しておらず、これまでもほとんどが破棄されていました。
そんなエゾシカ皮の資源としての可能性にいち早く気づき、注目される前からずっとエゾシカ革を素材に作品をつくり、世の中に新たな価値を産み出し続けてきた株式会社24K 代表の高瀬 季里子(たかせ きりこ)さん。
なぜエゾシカ皮を素材にものづくりをはじめたのか、どんな思いを持ってつくっているのか。ぜひ、高瀬さんのインタビューをご覧ください。
つくり手ページはこちら
【EZO/slash】ペンケース
斜めのラインを生かしたデザインが特徴の「EZO/slash(スラッシュ)」。
エゾシカ革の軽くてしなやかな特性を生かし、ひねりの効いた美しさを持つ、使い勝手のよいシリーズです。
学生さんをはじめ、社会人も携帯することの多い筆記用具。高級感のある本革のペンケースは、大人が使うのにぴったりです。机の上に置いてあるだけでも気分が高まり、ぐっと素敵に見せてくれます。
本革ペンケースの魅力は、何と言っても柔らかな手触りと、本革にしかない独特な風合い。
革には様々な種類がありますが、24KIRICO、EZO/slash シリーズのペンケースは、上質なエゾシカ革でつくられており、ファスナーの引きの部分はエゾシカの角でできています。
エゾシカ革は、繊維の構造が牛革などに比べるゆるやかに絡まっていて、やわらかくて、ふんわりとした質感が魅力。
カラー展開は、レッド、ブルー、ダークグリーンの3色。
エゾシカ革は軽く、デザインもコンパクトなサイズ感なので、鞄に入れても荷物になりません。
斜めに開くファスナーで、中に入っている物を一目で確認でき、機能性の高さも魅力。コンパクトながらも収納力があるのは、柔らかいエゾシカ革を使っているからこそ。
裏地には滑らかなピッグスウェードを使用しています。裏地の色はひとつひとつ違うので、とどいて、開けるまでのお楽しみ。
上質なエゾシカ革は、使えば使うほどやわらかく、肌なじみもよくなってきます。長く愛用することを考えると、使い込むほどに愛着がわくのもレザーならではの楽しみのひとつ。
自分へのご褒美にも、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。机の上に置いておくだけで存在感を発揮する、美しいペンケース。つかうことで、社会問題の解決にもつながります。毎日持ち歩くものだからこそ、素材からこだわってみませんか。
《24KIRICOで使用している革について》
植物タンニンなめしの革を多く使い、環境に優しい加工法で、革本来の自然な風合いを最大限に生かし、使うほどに色が濃くなり、手になじみ、艶が出てきます。
そのためキズがつきやすく、若干の色落ちは避けられません。
また、同じなめし方でも気候や産地、年齢、性別、部分などによって個性のあるもので、シワや色むらのように見えることがありますが、不良品ではございません。
愛着を一番に感じられるモノづくりをめざしています。
商品詳細
品名 |
EZO/slash ペンケース |
素材 |
鹿革(エゾシカ革)・豚革〈裏〉(国産豚革)、ファスナーの引き手はエゾシカの角を加工しています。 |
サイズ |
190mm × 40mm × 20mm |
ご使用上の注意 |
※雨の日や白系統の衣類をご着用の場合には、色移りする可能性があるため、十分にご注意ください。
※汗や汚れが付着した状態で長時間日光に当たると変色する恐れがありますので、取り扱いに注意してください。
※光により退色しやすい製品ですので、太陽光や蛍光灯などが長時間当たる所で保管しないでください。 |
製造者 |
24KIRICO(北海道札幌市中央区大通西18丁目1番40) |