「とっぷふるさと会 堀農園」さんは北海道の空知地方中部、新十津川町にあります。
農園名にある「とっぷ」とは、この地域の旧字名に使われていた徳富（とっぷ）に由来します。
新十津川町の中央部を西から東へ流れる石狩川支流の一級河川「徳富川（とっぷがわ）」にほど近い場所で、農業と畜産業を営んでいます。
堀農園さんから札幌の中心部まで車で約90分かかりますが、堀さんは札幌で開催されるマルシェによく出店しています。
その理由は消費者さんの顔を直接みれるのが楽しいからだそうで、美味しかったからまた来たよ！また買いたい！と購入してくれるお客様もいらっしゃるとか。そういったところに野菜つくりのやりがいを感じているそうです。
堀農園さんの様子
堀農園さんでは自然栽培で野菜を栽培しています。
自然栽培とは自然の持つ力を利用し、肥料や農薬には頼らずに植物と土の本来持つ力を引き出す農法です。
堀農園さんでは家畜の飼育もしています。牛の堆肥を土に混ぜ込むことで栄養ある土づくりができるため、農薬は使わないけれど生命力のある野菜を栽培することができます。
いろんな種類の野菜が栽培されていて、左から水茄子、長茄子、丸茄子と茄子だけでも３種類！
その他にはトマト、食用ほおずき、ピーマン、下仁田ネギなど。
直売をメインに行っているため、野菜の品種は豊富です。
堀さんに畑を案内していただいている際に、その場でとうきびをもいでくれました。
品種は「あまえん坊」市場にはあまり出回っていない珍しい品種だそうです。
フルーツのように甘くて柔らかいのが特徴で、生のまま食べれるそうなので その場でパクリ。美味しかったです！
農薬を使用していないから洗わずにそのまま食べても安心です。
動物たちも堀農園さんで栽培されている野菜の美味しさをわかっているのか、食べられてしまう事も。
ここに写っている機械は電気柵で食害対策のために手作りしたそうです！
野菜の他にはお米の栽培をしています。
お米は必要最低限の農薬で除草剤を使わない農法で栽培しています。
その為、雑草も一緒に育ちます。
それでも雑草や病気に負けず、育った「ゆめぴりか」。
ゆめぴりかは北海道を代表する品種で、ほど良い粘りと甘み、そして炊き上がりの美しさが特徴です。
農薬未使用の野菜と極力農薬を使わないで作られたお米、ぜひ一度ご賞味ください！
