Pickles Lab Hokkaido(札幌市)を訪問してきました。

「Pickles Lab Hokkaido」さんは北海道札幌市西区にあるピクルス専門店です。
こちらの店主である西川 和恵さんはお一人で材料を仕入れ、製造、販売まで切り盛りしています。

北海道札幌市ピクルス専門店

店舗は深い緑と白を基調とした可愛らしい外観です。

北海道産のオーガニック野菜とスパイスとハーブを使った「食べる人にやさしく、身体の中から美しく。」をコンセプトに
見た目にも美しいピクルスをこちらの店舗で製造・販売しています。

北海道札幌市ピクルス専門店無農薬野菜

そもそも西川さんはなぜピクルスをつくりはじめたのでしょうか?

西川さんは、息子さん娘さんがスポーツをやられていたことから「食」に興味を持ち始め、
今では野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター・食の6次産業化プロデューサーなど食に関わる資格を有しています。

そして、お酢は昔から重宝されていた発酵食品で、健康に良いことは折り紙つき。
お酢のクエン酸によって野菜の栄養素を溶かし出して身体への吸収率を上げてくれる作用があります。
薬やサプリからではなく食事から栄養摂取する健康的な食事を忙しい現代の方に食べて欲しくてピクルスの製造販売をはじめたそうです。

北海道産自然栽培有機栽培野菜

また、Pickles Lab Hokkaidoさんで作られるピクルスは、北海道産の自然栽培・有機栽培の野菜が使用されており
ピクルス液に使われているお酢はグルテンフリーの穀物酢からできているのでアレルギーがあっても安心して食べられます。

さらに、ピクルス液を4種類使い分けています。
昆布の旨みが滲み出た「和風ピクルス」・ハーブの香る「洋風ピクルス」・おつまみにおすすめ「スパイシーピクルス」・デザートのような「スイートピクルス」
中身の野菜との組み合わせを考えながら試作してベストコンビを西川さんが選んでいます。

ピクルス製造の様子

北海道産自然栽培有機栽培野菜グルテンフリー

今回作るのは人気の「ゆず梅だいこん」です。
皮をむき1cm角にカットします。機械を使うとロスが多くなってしまうことから手作業でやるのが西川さんのこだわり。

そして、味を馴染みやすくするために歯ごたえを残しつつスチームをかけます。
野菜やカットの大きさによって火の通り方が変わるのでスチーム時間を微調整しているそうです。

アツアツのうちにゆずと梅を混ぜこんでいきます。そのほうが味が馴染みやすいそうです。
スチームしたばかりなので火傷しないように耐熱の手袋が必須です。

北海道産野菜グルテンフリーピクルス

そして、殺菌された瓶に一つ一つグラムを測りながら詰めていきます。
瓶によって微妙に重さが違うので全て測りながらの作業です。

この後は昆布の出汁が入った「和風ピクルス液」を入れていきます。
しっかり野菜が浸るように瓶の淵までピクルス液を入れます。

北海道野菜有機栽培無農薬野菜

もう一手間。細い棒を入れて中に入ってしまった空気を抜きます。

蓋をしてもう一度スチームをかけ、熱いうちに一瞬だけ蓋を開けて中の空気を抜きます。
熱の力を利用して膨張している間に脱気をすることで冷めたら減圧されてピタッとなります。
最後に蓋にフィルムをかけたら完成!

北海道産野菜ピクルス専門店

今回、「ゆず梅だいこん」の製造過程をみせて頂きましたが細かな作業と工程の多さに驚きました。
これら全てを西川さんお一人でやられているのにも驚きです。

店内の様子

ピクルス専門店北海道野菜無農薬自然栽培有機栽培

こちらは店内の様子。季節の野菜を使い常時10種類以上のピクルスが並びます。

定番の人参・パプリカはもちろん、ゴボウ・昆布・うずらの卵といった変わり種までバリエーションが豊富です。

そして、「和風」「洋風」「スパイシー」「スイート」と、素材だけでなく、食べるシーンに合った味わいのピクルスを選ぶ楽しみもあります。

小腹が減った時のおやつや、晩酌のお供として気軽に食べることもできますし、残ったピクルス液はオリーブオイルと混ぜてドレッシングにしたり、炭酸と割ってビネガードリンクにして味わうこともできます。

ひと瓶丸ごと、余すことなく様々な用途で使えるのが嬉しいですよね。

北海道野菜ギフト

お好みの種類を箱に詰めて、ギフトセットとして購入することも可能です。
白い箱とカラフルな野菜の彩りがとってもキレイで、贈り先様に喜んで頂けるのではないでしょうか。

オーガニック野菜とグルテンフリーのお酢を使用した、安心・安全のこだわりピクルス。
小麦アレルギーをお持ちの方にはもちろん、様々なシーンや気分によって選べる楽しさがあります。ぜひ食べ比べてみてください。

Pickles Lab Hokkaidoさんの商品購入はこちらから。

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