なかよし餃子エリザベス(札幌市)さんを取材してきました。

札幌の繁華街ススキノのはずれに2018年オープンした、手作りの餃子と無国籍料理が自慢の大衆酒場「なかよし餃子エリザベス」。今回は店長の矢崎寿人さんに取材をさせていただきました。

車通りの多い、国道36号線と創生川通りがぶつかった角にあるエリザベス。ビルの2階にあるのですが、店名と店内の天井を彩るランタンが車内からでも見えるので、『なんかあるぞ、、、!』『エリザベスってなんだ???』と初めて通りかかった時に思った記憶があります。その後、SNS上で何度も見かけるので、食べたくて足を運びましたが満席で入れず。今回は念願の「なかよし餃子エリザベス」に来ることができました!!

印象的なロゴと店名。ベトナムで買い付けたランタン。フォトジェニックな店内とは裏腹にがっつり大衆酒場なメニューが並びます。しかし、来店される方はほぼ女性で、店長矢崎さん以外が女性のこともしょっちゅうだそうです。

『オープンした2018年頃は、餃子がブームになっていましたよね。エリザベスのオーナーが「いつか餃子やりたい!」とかつてから研究していたこと、札幌では老舗の餃子屋さんが多く新しい業態の餃子屋がなかったことがきっかけで始まったんです。でも実は、オーナーから店長として誘われも正直自信がなくて。飲食経験が豊富なわけじゃないし、お店を背負う覚悟ができていなかったというか。』と矢崎さん。

オーナーと矢崎さんは元々知り合いで、人望と顔の広さと、絶対にやってくれるだろうという信頼があったそう。当時東京に住んでいた矢崎さんに2-3回会いに行き口説いたそうです。

そんな「なかよし餃子エリザベス」の人気メニュー、「羊とクミンの焼き餃子」と「豚と生姜の焼き餃子」。『本場中国では手作りが当たり前。迷いなく手作りで始めました。手つくりならではのモチモチの皮が自慢です。』と言います。

「羊とクミンの焼き餃子」も中国の東北地方の食事が元になっています。その地域でよく食べられている、焼いた羊にクミンや塩などがまぶされた羊肉串(ヤンロウチュアン)と呼ばれる焼き鳥の羊バージョンを餡にしました。

私も念願のエリザベス餃子、いただきました!まずは何もつけずにそのまま。お肉の旨味とジューシーな味わいがダイレクトに感じられておいしい!餡にしっかり味がついてるのでこのままでも食べられちゃいます!

そのままでも味がついてるのですが、調味料で味変も楽しむことが出来ます。テーブルの上には定番の醤油・酢・ラー油・胡椒の他に、中濃ソースと七味が。私は気になった中濃ソースと自家製海老辣油のタレ、店長矢崎さんのオススメ酢胡椒を作りました。


中濃ソース、これが驚くほど羊と相性抜群!新しい発見になりました!そして自家製海老辣油も酢胡椒ジューシーなお肉と合う、、、!

モチモチなのにパリパリに焼き上げる秘密を聞くと、キッチンも覗かせていただけました!

『大事なのは多め多めのごま油で揚げ焼きにすること。あとは、丸く並べるのも大事。いろいろ試してみて、小さいフライパンで一食分ずつ焼くのが一番美味しく焼けることに辿り着いた。』

ご自宅で餃子を焼く際にも、『多めのごま油・一食分ずつ・揚げ焼き」試してみてください!
購入はこちらから。【豚と生姜の餃子】
購入はこちらから。【羊とクミンの餃子】

店舗情報

なかよし餃子エリザベス
住所: 〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西1丁目15 栗林ビル 2F
アクセス:地下鉄南北線「すすきの」駅1番出口から徒歩5分
     地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅1番出口から徒歩3分

なかよし餃子エリザベス2号店、札幌市内に近日オープン予定です!
詳細決まりましたらこちらでもお知らせしますのでお楽しみに。

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